2020年8月31日月曜日

私の編み物遍歴② オランダでさらに編み物の世界へ

中国で編み物に目覚め、

どんどん夢中になっていきました。

その後オランダへ異動することになりましたが、

私の編み物熱は

冷めることなく、さらにパワーアップしていきました。


英文パターンを解読するのも少しずつ慣れていき、

シンプルなデザインなら略語対称表を見なくても

編めるようになりました。


編み物に夢中になるうちに、

毛糸も世界中にいろんな有名なメーカーがあること、

材質によって手触り、編み上がり、編みやすさ、

暖かさが全然違うこと、

編むものによって使う糸の重さ(太さ)を

使いわけることなど、編み物の奥深さに

どんどんはまっていきました。

毛糸だけでなく、編み針も。

ドイツのアマゾンで

addiの付け替え輪針セットを取り寄せたりと

道具にもこだわるようになってきました。


さて、

オランダには編み物の聖地ヨーロッパだけあって、

素敵な毛糸屋さんがたくさんあり、

その中でもアムステルダムにある

Stephen and Penelope

は、夢のような空間でした。

ご存知世界的ニットデザイナーである

Stephen West氏も

共同経営している毛糸屋さんです。

世界中の素敵な毛糸が並んで、

それはそれはうっとりする空間でした。


今でも良い思い出になっているのが、

2014年の初めに、これまた有名な

Joji Locattelliさんが、Veera Välimäki さんと

最初のコラボデザイン集 Interpretationsを

発表した時にこちらのお店に

トランクショーにいらっしゃったことです。

近くに住んでいた私は、思い切ってお店に会いに行き、

少しだけJojiさんとお話しができました。

見知らぬ謎の日本人の私にも

優しくお話をしてくださり、

笑顔が素敵な太陽のような方でした。

その当時まだJojiさんのデザインを

編んだことがなかったのですが、

トランクショーに持ってきていた

Jojiさん作のサンプルを着せてもらって、

他のニッターさん(Jojiさんの顔馴染みの

テストニッターさんばかりでした)と

一緒に写真を撮ってもらいました。










真ん中がデザイナーのJojiさん。

お恥ずかしいですが左端が私です。

ドイツの毛糸ショップ

Yarn over BerlinのMarionさん

(左から2番目)の写真をお借りしました。

みんなでJojiさんの作品Thoughtsを着ています。 


その後早速パターンを購入し、
























頑張って編みました。

Jojiさん初め、ravelryには世界中のデザイナーさんが
作品を発表しています。
編み物をしない人にとっては、
見かけても気づかないであろう
普段は専業主婦の人、
バリバリ働いている人、が
実は編み物の世界では
超有名なデザイナーさんだったりするのです。
とても夢があって、面白いですよね。

そして、発表されているデザインは、
今まで私がもっていた
いわゆる手編みのニットウェアとは
一線を画した
自分が着てみたいデザインが多くあり、
どんどん編み物が好きになっていくのでした。

そしてさらに、自分でもオリジナルデザインを
やってみようかと思い始めたのです。。。



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2020年8月29日土曜日

私の編み物遍歴① 中国で編み物に出会う

 今日は

私が編み物に夢中になったきっかけについて

書きたいと思います。

ちょうど10年前のこと、

我が家は夫の仕事の関係で

中国に駐在していました。

待望の娘が生まれ、初めての育児に

忙しくしていましたが、

一方で、

育児だけでなく何か趣味が欲しいと思っていました。

小さな子どもがいてもできるもの、

どこかに習いに行かずにどこでもできるもの、、、

色々考えていた時に、

別の都市に駐在していたお友達が

編み物のレッスンを受けているという話を聞き、

そうだ!編み物だ!

と思い立ち、

すぐに郊外の卸売市場まで

毛糸や編み物道具を買いに行きました。


最初に編んだのは、娘のニット帽でした。

なんとか出来ましたが、

サイズ調整に難儀したのを覚えています。

編み物は学生の頃も

たまに思い出したようにやっていましたが、

直線編みでマフラーを作るくらい。

帽子を作るのに初めて減らし目を覚えました。

そうして、少しずつ作品を作りながら、

色々なテクニックを覚えていくうちに、

どんどん夢中になっていくのに気づきました。

最初は日本から編み物の本を取り寄せたりして

編んでいましたが、

なかなか手に入りにくいこともあり、

ネットで色々調べるうちに、

世界のニッターが集まるサイト、

ravelry に出会いました。

そして、

初めて英文パターンというものに触れました。

最初は略語を毎回調べながら編んでいくのに

時間がかかりましたが、

まるで謎解きしながら編んでいくような

スタイルに魅了され、

それ以来、すっかり英文パターンびいきに。

そして、

輪針を使ってトップダウンで編んでいくスタイルを

初めて知った時は衝撃でした。

とにかく綴じはぎが苦手で

面倒くさがりな私にとっては

かなりありがたい方法でした。


さて、中国で編み物する場合、

毛糸などはどうやって調達していたか

気になる方もいらっしゃるかも知れません。

(超マニアックな話ですが!)

最初はよくわからず

その辺の市場に売られている安価なものを

買っていましたが、

タオバオ(中国の楽天市場みたいなショッピングサイト)

で海外ブランドの毛糸が売られているのを知り、

それからは専らタオバオで仕入れるようになりました。

中国は世界の毛糸ブランドの工場があるので、

卸売価格でDebbie Bliss やKatiaなどの

ヨーロッパのブランドを買えたりしました。


そうこうするうちに、

我が家は中国からオランダに異動することになり、

私の編み物ライフも

さらにパワーアップすることになるのです。










こちらは私が初めて編んだオリジナルのカーディガンです。

まだ輪針で編む方法を知る前なので、パーツごとに

編んで綴じはぎしています。娘に編みましたが

超ぶかぶかでした。



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2020年8月28日金曜日

今日からスタート!

はじめまして。

今日から新しいブログを立ち上げました。

ニットデザイナーをしているTakakoと申します。


編み物に夢中になって10年くらい経ちました。

夢中になりすぎて、オリジナルデザインを

パターンに起こしてravelry、lovecraftsと 

etsyにてデータを販売しています。

それぞれのリンクはこちらです。

ravelryのページ

lovecraftsのページ

etsyのページ

オリジナルパターンは現在80作品あります。

また、minneとetsyにてかぎ針編みで作った

バッグも販売しています。

minneのページ


自分でもここまで編み物に夢中になり、

仕事になるまでになるなんて

想像もつきませんでした。


実は

同タイトルの英語のブログもありまして、

Knit and Chat

細々と続けていたブログですが、

こちらの英語版のブログも併せて

よろしくお願いします。


このブログでは、日々の制作活動の記録や、

新しいパターンについてのお知らせなど、

色々綴っていきたいと思います。


次の記事では現在取り掛かっている

プロジェクトなど書いていきたいと

思います。


それでは、これからよろしくお願いいたします。


















最新のパターン Last summer top と言います。




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