2020年8月29日土曜日

私の編み物遍歴① 中国で編み物に出会う

 今日は

私が編み物に夢中になったきっかけについて

書きたいと思います。

ちょうど10年前のこと、

我が家は夫の仕事の関係で

中国に駐在していました。

待望の娘が生まれ、初めての育児に

忙しくしていましたが、

一方で、

育児だけでなく何か趣味が欲しいと思っていました。

小さな子どもがいてもできるもの、

どこかに習いに行かずにどこでもできるもの、、、

色々考えていた時に、

別の都市に駐在していたお友達が

編み物のレッスンを受けているという話を聞き、

そうだ!編み物だ!

と思い立ち、

すぐに郊外の卸売市場まで

毛糸や編み物道具を買いに行きました。


最初に編んだのは、娘のニット帽でした。

なんとか出来ましたが、

サイズ調整に難儀したのを覚えています。

編み物は学生の頃も

たまに思い出したようにやっていましたが、

直線編みでマフラーを作るくらい。

帽子を作るのに初めて減らし目を覚えました。

そうして、少しずつ作品を作りながら、

色々なテクニックを覚えていくうちに、

どんどん夢中になっていくのに気づきました。

最初は日本から編み物の本を取り寄せたりして

編んでいましたが、

なかなか手に入りにくいこともあり、

ネットで色々調べるうちに、

世界のニッターが集まるサイト、

ravelry に出会いました。

そして、

初めて英文パターンというものに触れました。

最初は略語を毎回調べながら編んでいくのに

時間がかかりましたが、

まるで謎解きしながら編んでいくような

スタイルに魅了され、

それ以来、すっかり英文パターンびいきに。

そして、

輪針を使ってトップダウンで編んでいくスタイルを

初めて知った時は衝撃でした。

とにかく綴じはぎが苦手で

面倒くさがりな私にとっては

かなりありがたい方法でした。


さて、中国で編み物する場合、

毛糸などはどうやって調達していたか

気になる方もいらっしゃるかも知れません。

(超マニアックな話ですが!)

最初はよくわからず

その辺の市場に売られている安価なものを

買っていましたが、

タオバオ(中国の楽天市場みたいなショッピングサイト)

で海外ブランドの毛糸が売られているのを知り、

それからは専らタオバオで仕入れるようになりました。

中国は世界の毛糸ブランドの工場があるので、

卸売価格でDebbie Bliss やKatiaなどの

ヨーロッパのブランドを買えたりしました。


そうこうするうちに、

我が家は中国からオランダに異動することになり、

私の編み物ライフも

さらにパワーアップすることになるのです。










こちらは私が初めて編んだオリジナルのカーディガンです。

まだ輪針で編む方法を知る前なので、パーツごとに

編んで綴じはぎしています。娘に編みましたが

超ぶかぶかでした。



ランキング参加中です。どうぞよろしくお願いします!

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ

0 件のコメント:

コメントを投稿